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「自律神経失調症をプロポリスで治す」

プロポリスには、自律神経失調症を予防、改善する効果があります。
ここでは、プロポリスに含まれているどのような成分が自律神経失調症の予防、改善に効果があるのかを説明します。

自律神経失調症とは?

自律神経とは

自律神経は、交感神経と副交感神経の2つの神経があります。
交感神経は、身体が活動している時に働いて、副交感神経は身体が休んでいる時に働いています。
自律神経失調症は、この2つの神経のバランスが何らかの原因で乱れて、身体にさまざまな不調が現われている状態です。

症状

自律神経が乱れると、こころや身体にさまざまな症状が現われますが、どこが不調になるのかは個人によって異なります。

〇身体の症状
めまい、食欲不振、便秘、下痢、耳鳴り、不眠、疲労感、動悸、息切れ、肩こり、手足のしびれ、など

〇こころの症状
イライラ感、不安感、憂鬱(ゆううつ)な気持ち、疎外感、やる気の低下、感情の起伏が大きくなる、など

原因

自律神経失調症の原因は次の3つが挙げられます。

〇過度のストレス
〇ホルモンバランスの乱れ
〇生活習慣の乱れ

プロポリスには、これらの自律神経失調症の原因を予防、改善する成分が含まれています。

プロポリスに含まれている自律神経失調症に効果がある成分

フラボノイド

フラボノイドには、自律神経失調症の予防、改善に効果がある次のような働きがあります。

ストレスを予防、緩和する

自律神経の働きが乱れると、交感神経が優位な状態が続いて緊張が解けないので、心身がリラックスできなくなってストレスを感じます。

フラボノイドには、副交感神経の働きを優位にして、心身をリラックスさせてストレスを緩和する働きがあります。

ホルモンバランスを整える

フラボノイドには、自律神経失調症の原因のひとつのホルモンバランスの乱れを整える働きもあります。

血行をよくする

酸素は、血液によって全身に運ばれていますが、血行が悪くなると身体のすみずみにまで酸素が行き渡りにくくなり、自律神経のバランスを乱す原因のひとつとなります。

フラボノイドには、血管を拡張して、毛細血管(動脈の末端の細い血管)を強くする働きがあるので、血行不良を改善します。

抗酸化作用がある

活性酸素が増えると細胞を老化させるので、自律神経の細胞も働きが低下して自律神経失調症になる場合があります。

フラボノイドには、活性酸素を除去する抗酸化作用があります。
また、活性酸素はストレスを感じても増えますが、フラボノイドにはストレスを予防、緩和する効果もあります。

フィトンチッド

フィトンチッドは、植物が発散する物質で、リラックス効果や快眠効果があるので、ストレスを緩和します。

ビタミンB6

ビタミンB6は、こころにやすらぎを与えて、精神を安定させる効果があるセロトニンを生成するのに必要な物質です。

ビタミンB6が不足するとセロトニンが生成されず、精神が不安定になってストレスを感じます。

桂皮酸誘導体(ケイひさんゆうどうたい)

プロポリスには、バッカリン、アルテピリンC、P‐クマル酸などの桂皮酸誘導体が含まれています。
桂皮酸誘導体は、高い抗菌、殺菌作用がありますが、その他にも抗酸化作用があり、自律神経失調症を引き起こす原因のひとつになる活性酸素を除去します。

おわりに

プロポリスに含まれているフラボノイドは、ストレスを緩和する、血行をよくする、活性酸素を除去する、ホルモンバランスを整えるなどの働きがあるので自律神経のバランスを整えます。また、プロポリスに多く含まれている桂皮酸誘導体にも活性酸素を除去する働きがあります。その他にもストレスを緩和する働きがあるフィトンチッドやビタミンB6も含まれているのでプロポリスを摂取すると自律神経失調症の予防や改善の効果が期待されます。ただし、プロポリスは薬ではないので、即効性はなく、得られる効果も個人差があります。プロポリスを摂取しても期待した効果が得られない場合は医師に相談してください。
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