「プロポリスでおなら体質を改善しよう!」
プロポリスには、おならの回数が多い、臭いが強い、などのおなら体質を改善する効果があります。ここでは、プロポリスに含まれているどのような成分がおなら体質を改善するのかを説明します。
おならとは?
おならとは、口から入った空気と腸内のガスが混ざったものです。おならは、腸内の便を刺激し、体外に排出されるのを促す働きがあります。
おならは99%は無臭ですが、1%の有害物質によってくさい臭いがします。
また、通常1日に10回~20回でると言われています。
おならの回数が増えたり、臭いが強くなったりする原因
・ストレスや睡眠不足による自律神経の乱れ・腸内環境の悪化による腸の機能の低下
・おならがでやすい食べ物や飲み物を摂取した・・・炭酸飲料・動物性食品・食物繊維など
プロポリスには、ストレスや不眠、自律神経の乱れを予防、改善したり、腸内環境を整えて腸の機能低下を防止したりする働きがあります。
プロポリスに含まれているおなら体質改善に効果がある成分
フラボノイド
フラボノイドには、おなら体質に効果がある3つの作用があります。自律神経の乱れを整える
自律神経は、身体のさまざまな器官の調子を整える神経で、身体が活動中に働く交感神経と、身体が休憩時に働く副交感神経の2つがあります。この2つは、状況に応じてどちらかが優位になって働いています。
自律神経の働きが乱れると、交感神経が優位の状態が続いて、腸の動きが速くなりすぎて下痢になったり、副交感神経が優位の状態が続いて腸の働きが少なくなり、便秘になったりして胃腸の働きが低下します。
便秘になると、便が腐敗してアンモニアや硫化水素などの有害物質が発生するので、おならの臭いがきつくなります。
また、胃腸の状態が悪くなると、消化不良を起こし、ガスが溜まりやすくなります。
フラボノイドには、自律神経の乱れを整えて胃腸の働きを正常にする作用があります。
ストレス緩和
自律神経の働きが乱れると、身体に不調が起こり、ストレスを感じます。フラボノイドは、自律神経の乱れを整えるので、ストレスを緩和します。
腸内環境を整える
フラボノイドには、強い抗菌、殺菌作用があります。その上、フラボノイドは、善玉菌(ビフィズス菌、乳酸菌など)を殺さずに悪玉菌だけを殺すので、腸内の善玉菌が増えて、腸内環境を整え、胃腸の調子をよくします。
また、胃の血行が悪くなると、消化不良が起こり、ガスの原因となります。
フラボノイドには、血管を広げて毛細血管(動脈に続く末端の細い血管)を強くする働きがあるので、胃の血行をよくします。
桂皮酸誘導体(ケイひさんゆうどうたい)
プロポリスに含まれているアルテピリンCやバッカリン、P‐クマル酸などの桂皮酸誘導体には、強い抗菌、殺菌作用があります。桂皮酸誘導体も、フラボノイドと同様に、善玉菌を殺さずに悪玉菌だけを殺すので腸内環境を整えます。
フィトンチッド
フィトンチッドは、こころにやすらぎや安定をもたらし、快眠へ導くのでストレスを緩和します。また、フィトンチッドには消臭、脱臭効果もあります。
トリプトファン
睡眠不足になると、身体が疲れて自律神経の働きが乱れ、腸の働きが低下しておならの臭いが強くなります。必須アミノ酸のトリプトファンは、精神を安定させてストレスを緩和する働きがあるセロトニンと、神経ホルモンのひとつのメラトニンの材料となります。
メラトニンは、セロトニンを材料としてつくられます。
メラトニンは、副交感神経を優位の状態にし、心身をリラックスさせて入眠をスムーズにしたり、質のよい睡眠へ導いたりするので睡眠ホルモンともよばれています。
トリプトファンが不足すると、不眠の予防、改善に効果が高いセロトニンとメラトニンが生成されません。
フェニルアラニン
必須アミノ酸のフェニルアラニンは、セロトニンの材料となります。グリシン
非必須アミノ酸のグリシンは、寝つきをよくしたり質のよい睡眠をもたらす効果があります。また、グリシンは、セロトニンを増加させる働きもあります。
ビタミンB1
ビタミンB1は、交感神経の働きが強くなることを防ぐので、緊張を弱め、心身をリラックスさせてストレスを緩和する働きがあります。ビタミンB6
ビタミンB6は、自律神経の乱れを整えたり、精神を安定させたりしてストレスを緩和させる働きがあるγ‐アミノ酪酸(ガンマ‐アミノらくさん:GABA(ギャバ)ともいいます)の材料となります。ナイアシン
ナイアシン(ビタミンB3)は、トリプトファンの材料となります。セロトニンもトリプトファンを材料にしてつくられますが、両方が不足した場合は、ナイアシンが優先してつくられます。
ですので、ナイアシンが不足すると先にナイアシンがつくられるため、セロトニンが不足して不眠の原因となります。
パントテン酸
パントテン酸(ビタミンB5)は、ストレスに対抗する働きがある副腎皮質ホルモンの合成を促進するので、ストレスを予防、緩和します。葉酸
葉酸は、不眠の原因のひとつのむずむず脚症候群を予防、改善する働きがあります。むずむず脚症候群とは、夕方から夜中にかけて脚がムズムズ、チクチクしてじっとすることが困難になる症状で、神経伝達物質のドーパミンの機能が低下することが原因で起こると考えられています。
葉酸は、神経伝達物質の機能を正常に保つ効果があります。
また、葉酸は、セロトニンの分泌を促します。
カルシウム
ミネラルのカルシウムは、イライラを抑え、精神を落ち着かせるので、ストレスを緩和したり、入眠をスムーズにしたりします。マグネシウム
ミネラルのマグネシウムは、精神を安定させたり、筋肉の緊張をほぐしたりする働きがあるので、こころと身体をリラックスさせて寝つきをよくします。また、マグネシウムはセロトニンをつくるために必要な物質です。
鉄
ミネラルの鉄は、セロトニンの働きを調整するので、不安な気持ちを防いで不眠を予防します。また、ドーパミンの働きを正常に保つので、ドーパミンの機能低下が原因のむずむず脚症候群を防いで不眠を予防します。
亜鉛
ミネラルの亜鉛は、精神を落ち着かせてストレスを緩和する働きがあります。また、ノンレム睡眠(脳が眠っていて深い眠りの状態)の時間を2倍にする働きがあることがマウスを使った実験で判明しているので、睡眠の質を高める効果が期待されます。
さらに、粘膜を強くする働きがあるので、潰瘍を防ぎ胃腸を丈夫にする働きもあります。