「プロポリスで気になるしわやシミを予防しよう!」
プロポリスにはしわやシミを予防する効果があります。ここでは、プロポリスのしわやシミ予防にどのような効果があるのかを説明します。
プロポリスのしわやシミ予防の効果
プロポリスにはしわやシミを予防する次のような働きがあります。抗酸化作用
抗酸化作用とは活性酸素を除去する働きです。活性酸素は、もともと酵素の働きを助け、体内に侵入したウイルスや細菌を除去するよい働きがあります。
しかし、なんらかの原因で活性酸素が増えすぎると、活性酸素は正常な細胞を酸化させてダメージを与え、ダメージを負った細胞は機能が低下してしまいます。
活性酸素は、コラーゲンやエラスチンなどの肌にうるおいや弾力を与える成分も酸化させてしまうので、活性酸素が増えるとしわやしみ、たるみが増えます。
また、活性酸素によって酸化した細胞は、細胞膜をつくっているリン脂質が過酸化酸素に変化し、たんぱく質と結合してシミや老人班のもとになる「リポフスチン」という色素をつくってしまいます。
また、シミの原因となる色素のメラニンには活性酸素を抑える働きがあるため、活性酸素が増えるとメラニンも増え、肌に沈着してシミになります。
プロポリス含まれている20種類以上のフラボノイドやバッカリン、アルテピリンC、P‐クマル酸などの桂皮酸誘導体(ケイひさんゆうどうたい)には、高い抗酸化作用があるので、シミやしわ、たるみを予防します。
新陳代謝を促す効果
肌は約1カ月のサイクルで生まれ変わっており、これをターンオーバーといいます。ターンオーバーがスムーズに行われると古くなった皮膚が剥がれ落ち、新しいきれいな肌に変わるのでしみやしわができにくくなります。
プロポリスには、新陳代謝を活発にしてターンオーバーを促す効果があります。
血行促進効果
プロポリスには、血流を改善して血行をよくする働きがあります。血行がよくなると、肌の健康に必要な酸素や栄養素が十分に行き渡るので、しみやしわを予防する効果があります。
その他のしわやシミ予防の効果
骨が老化すると、骨格が歪んできてシワやたるみが生じる場合があります。プロポリスには、骨を丈夫にするカルシウムや、カルシウムの働きを助けるビタミンDが含まれているので、骨の老化によるしわやたるみを予防します。
また、保湿効果のあるアミノ酸や、不足しがちな栄養素のミネラルを含んでいるのでしわやシミ予防をはじめとする健康な肌をつくる効果があります。
プロポリスの使用方法
プロポリスは、摂取すると身体の中からしわやシミを防ぎ、塗ると直接作用してしわやシミを予防します。ですので、原液やサプリメントでプロポリスを摂取しながら、プロポリスの配合されたクリームや化粧水を塗ると高い効果が得られます。
プロポリス配合のクリームや化粧品は、原液を使って自分でつくることができます。
クリームは、プロポリスの原液を馬油(マーユ、もしくはバーユ:馬の皮下脂肪)やワセリン、シアーバターノキ(シアーバターの種子から採れる脂)に数滴混ぜてつくります。
また、化粧水は手持ちのものにプロポリスを数滴まぜるだけでできます。
なお、クリームや化粧水をつくるのが面倒な場合は、市販のものを使用すると手軽です。
プロポリスを使用するの際の注意点
プロポリスを直接肌に塗る場合は、アレルギー性皮膚炎が起こる場合があります。ですので、プロポリスを使用する前には必ずパッチテストを行いましょう。
もし、赤み、腫れ、発疹、かゆみなどの異常があった場合は、使用は避けてください。
ビタミンCと一緒に摂取すると効果倍増
プロポリスには、しわやしみの予防に効果があるビタミンB2やB6、ビタミンEが含まれていますが、ビタミンCは含まれていません。ビタミンCは、高い抗酸化効果やメラニン色素が増えてシミになることを防ぐ効果があります。
また、ビタミンCは、コラーゲンの生成に必要な成分でもあります。
ビタミンCは、この他にもビタミンEの効果を高める働きもあるので、プロポリスを摂取する際にビタミンCを一緒に摂取すると、さらにしみやしわの予防の効果が高まります。
一緒に摂取するのが面倒な場合や忘れやすい場合は、ビタミンCが配合されたプロポリスを選ぶといいでしょう。