「プロポリスでアンチエイジングしよう!」
プロポリスには、アンチエイジング効果があります。ここでは、プロポリスに含まれているどのような成分がアンチエイジングに効果があるのかを説明します。
アンチエイジングとは?
アンチエイジングとは、加齢による老化に抵抗することで、老化防止・抗老化ともいいます。プロポリスには、アンチエイジング効果がある成分が多く含まれています。
プロポリスのアンチエイジング効果がある成分
フラボノイド、桂皮酸誘導体(ケイひさんゆうどうたい)
活性酸素は、酵素の働きを助け、体内に侵入した細菌やウイルスを除去する働きがありますが、増えすぎると健康な細胞を攻撃して、細胞にダメージを与えます。ダメージを受けた細胞は機能が低下するので、しわやシミができたり、血管が固くなって動脈硬化を引き起こしたりします。
ですので、活性酸素は身体のあらゆる老化の原因となります。
体内には、活性酸素を除去したり、無害化したりする働きがある抗酸化酵素が存在していますが、年を取るにつれて減っていきます。
プロポリスに含まれている、アントシアニン、クマリン、イソフラボンをはじめとする20種類以上のフラボノイドや、バッカリン、アルテピリンC、P‐クマル酸などの桂皮酸誘導体には、高い抗酸化作用があるので、活性酸素を除去する働きがあります。
アミノ酸
アミノ酸は、高い保湿効果があるので肌の潤いやハリを保ちます。また、肌の弾力のもととなるコラーゲンやエラスチンの材料となります。
さらに、アミノ酸は、筋肉をつくったり強化したりする働きがあるので、加齢による筋肉の衰えを防ぐ働きがあります。
ビタミンB2
ビタミンB2は、細胞を再生し、皮膚や爪や髪を健康に保ちます。また、ビタミンEの働きを助けて、活性酸素による細胞の老化を予防します。
ナイアシン
ナイアシン(ビタミンB3)は、肌の生まれ変わりを促進し、健康な肌を保ってしみやしわを防ぎます。また、ナイアシンには抗酸化作用もあります。
パントテン酸
パントテン酸(ビタミンB5)は、ビタミンCがコラーゲンを生成する働きをサポートするので、肌にハリや弾力をもたらします。また、肌のバリア機能(刺激や乾燥から肌を守る働き)を高める働きもあり、肌にうるおいを与えます。
ビタミンE
ビタミンEには、高い抗酸化作用があります。また、ビタミンEは、肌のバリア機能を高め、肌の乾燥を防いだり、肌の生まれ変わりを促進したりする働きもあります。
葉酸
葉酸は、細胞の生成をサポートするので、皮膚の生まれ変わりを促進します。カルシウム
ミネラルのカルシウムは、骨や歯の材料となるので、骨の老化を予防します。身体を若く保つためには、骨や歯のアンチエイジングが重要です。
マグネシウム
ミネラルのマグネシウムは、カルシウムと一緒に骨や歯をつくります。また、肌の生まれ変わりを促進し、肌のバリア機能を回復する働きがあります。
鉄
鉄には、余分なメラニン色素(シミやソバカスの原因となる色素)を除去する働きがあります。また、コラーゲンの生成に必要な成分なので、鉄が不足するとコラーゲンが生成されず、しみやシワの原因となります。
亜鉛
亜鉛は、抗酸化酵素の働きを活性化し、肌の老化を防ぎます。また、新陳代謝を促し、細胞を再生する働きがあります。
αリノレン酸(アルファ‐リノレン酸)
αリノレン酸は、細胞を守る役割の細胞膜の材料となります。αリノレン酸が不足すると、細胞膜が十分に生成されず、細胞の老化に繋がります。
また、αリノレン酸は、肌のバリア機能を調整し肌のうるおいを保つ働きがあります。
さらに、コラーゲンの生成を助けるので、肌の弾力やハリを保ちます。
プロポリスの使用方法
摂取する
摂取方法
100ccの水またはぬるま湯に、プロポリスの原液を3~5滴垂らして摂取します。プロポリスの量は、体重10キログラムに対して1滴が目安です。
プロポリスは、食前や運動前、入浴前に摂取すると吸収率がよくなるので効果的です。
ただし、プロポリスは刺激が強いので、人によっては気分が悪くなることがあります。
その場合は、食後に摂取してください。
摂取する場合の注意点
・プロポリスは、熱に弱く40度以上のお湯で薄めると成分が破壊されてしまうので、必ず40度以下のぬるま湯を使用します。・プロポリスを摂取する場合は、少量からはじめて刺激や効果を確認しつつ量を増やしてください。
塗る
プロポリスの入った化粧水を肌に塗ります。化粧水の作り方
化粧水にプロポリスを数滴垂らします。プロポリスは刺激があるので、1滴からはじめて様子を見つつ加減してください。
市販のプロポリスの配合された化粧液を使用すると手軽です。
化粧水を使う場合の注意点
プロポリスの入った化粧水を使用する場合は、アレルギー性皮膚炎を起こす可能性があるので、必ずパッチテストを行ってください。
・パッチテストの行い方
(1 )入浴後、腕の内側やふとももなどの肌のやわらかい部分に、10円玉程度、化粧水を塗ります。
(2)24時間後と48時間後に皮膚の様子を確認します。
かゆみや赤みなどの反応が出た場合は、使用しないでください。