「プロポリスで扁桃腺炎を予防、緩和しよう!」
プロポリスには扁桃腺炎を予防したり、扁桃腺炎による炎症や痛みを緩和する効果があります。ここでは、プロポリスの扁桃腺炎に対する効果や使用方法を説明します。
扁桃腺とは?
扁桃腺(扁桃)は、舌の付け根の両側にあります。扁桃腺は、喉から細菌やウイルスが侵入しようとした場合にそれを阻止する役割があります。
健康な状態の場合は、細菌やウイルスが侵入しても排除できますが、疲れやストレスなどから免疫力が低下すると感染して炎症を起こします。
これを扁桃腺炎といい、扁桃腺炎になると扁桃腺が腫れ、喉の痛みや発熱などの症状が出ます。
プロポリスには、高い抗菌、殺菌作用や抗炎症作用、鎮痛作用があるので、扁桃腺炎の予防や緩和に効果があります。
プロポリスは扁桃腺炎に効果的
抗菌、殺菌効果で感染を防ぐ
プロポリスは、植物が新芽やつぼみを細菌から守るためにつくった樹脂をミツバチが採取し、体内で分泌される蝋(ロウ)分や唾液、花粉を混ぜてつくったものです。採取した植物には、ユーカリ、ポプラ、ローズマリー、アレクリンなどの抗菌、殺菌効果があるものが含まれているので、プロポリスには高い抗菌、殺菌作用があります。
プロポリスは天然の抗生物質とも呼ばれており、扁桃線に細菌が感染することを防ぐ効果があります。
抗炎症効果で悪化を防ぐ
プロポリスには、20種類以上のフラボノイドが含まれています。フラボノイドは、高い抗炎症作用があり、細菌に感染した扁桃線が炎症をおこしたり、炎症が悪化したりすることを防ぎます。
強力な鎮痛効果で喉の痛みをやわらげる
扁桃腺炎になると、喉が腫れて激しく痛むので食事が満足に摂れなくなり、体力が低下してなかなか治らなくなることがあります。プロポリスは、炎症を抑えて傷の悪化を防ぐ上に強力な痛み止めの効果もあるので、古代ギリシャの時代から戦場で傷薬として使用されてきました。
その鎮痛効果はモルヒネやコカインの3~5倍もあります。
即効性もあるので、痛みが激しい時に直接扁桃腺に塗ると痛みや腫れを抑えます。
直接塗る場合は、綿棒などにプロポリスの原液を1滴垂らし、水またはぬるま湯にくぐらせてから喉に塗ります。
綿棒が苦手な人や外出時には、スプレー容器に精製水とプロポリスの原液を数滴入れて、扁桃腺に吹き付けるといいでしょう。
副作用がないので安心して使用できる
一般的には、扁桃腺炎の治療には抗生物質が使われますが、抗生物質は続けて使用すると胃が荒れる、耐性がついて効きにくくなるなどの副作用があります。また、身体の中のよい菌(善玉菌)も殺してしまうので、口や膣内の細菌のバランスが乱れ、カンジダ菌が増殖してしまってカンジダ炎になる場合があります。
プロポリスは悪玉菌だけを殺して善玉菌は殺さないので、上記のような副作用はなく、安心して使用できます。
アレルギー反応や好転反応がでる場合もある
プロポリスは薬ではないので副作用はありませんが、健康食品なので肉や小麦などと同じようにアレルゲン(アレルギーを起こす原因)となってアレルギー反応を起こす場合があります。ですので、プロポリスを摂取する場合は、少量から試して様子を見てください。
特にアレルギー体質の人や喘息の人は、医師に相談の上注意して使用してください。
また、蜂アレルギーの人は、アナフィラキシーショック(激しいアレルギー反応)を起こす場合があるので摂取しないでください。
また、プロポリスを摂取した場合には、好転反応がでる場合があります。
好転反応とは、症状が良くなる前に一時的に悪化することで、かゆみ、下痢、吐き気、じんましん、倦怠感などが起こります。
好転反応は、一時的なものなので数日たつと症状はなくなりますが、アレルギーを起こした時も同様の反応がでます。
症状が治まり体調がよくなれば好転反応で、治まらない場合はアレルギーですが、時間がたたないと判断できません。
不安な場合は、摂取量を減らすか、摂取を中止して様子をみてください。
プロポリスで扁桃腺になりにくい身体をめざす
扁桃腺炎の原因は細菌やウイルスによる感染ですが、免疫力があれば防げる可能性が高くなります。プロポリスには、免疫力を高める効果がある成分が多く含まれています。
また、免疫力の低下はストレスや疲労によって起こりますが、プロポリスはストレスを予防、緩和する効果や疲労回復効果があります。
さらに、プロポリスには、フラボノイド、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれており、200~300種類もの成分が含まれているので、体力増強効果もあります。
プロポリスを摂取する場合は、即効性はありませんが、続けて摂取することによって上記の効果が得られるので、扁桃腺炎にかかりにくくなります。
扁桃線炎は慢性化すると1年に何回も発症し、扁桃が次第に大きくなって摘出手術を受けなければならなくなる場合があります。
また、高熱が出やすく、子供の場合は39度以上の熱がでて体力を消耗したり、中耳炎を併発するケースも少なくありません。
慢性扁桃腺炎の予防は、急性扁桃腺炎にかからないことです。
扁桃腺炎の予防には、外出後の手洗い、うがいを心がけ、プロポリスを摂取して寝る前にはプロポリスを薄めた液でうがいをする習慣をつけるといいでしょう。