「プロポリスは抜け毛の予防、改善にも効果がある!」
プロポリスは、抜け毛の予防や改善に効果があります。ここでは、プロポリスの抜け毛に対する効果について説明します。
プロポリスの抜け毛の予防、改善の効果
プロポリスには、抜け毛の予防や改善に次のような効果があります。抗酸化作用で毛母細胞を守る
抗酸化作用とは、活性酸素を除去する働きのことです。活性酸素は、元来は酵素の働きを助け、体内に侵入したウイルスや細菌を攻撃して除去するよい働きがあります。
しかし、なんらかの理由で活性酸素が増えすぎると、正常な細胞まで攻撃してしまいます。
髪の毛は、頭皮の中の毛母細胞(もうぼうさいぼう)が毛細血管から運ばれてきた栄養を受けて 細胞分裂を繰り返すことでつくられます。
また、毛母細胞は髪の毛を成長させる作用もあります。
しかし、活性酸素によって毛母細胞が攻撃を受けると、毛母細胞はダメージを受けて抜け毛も増えてしまいます。
また、髪の毛の材料となるアミノ酸の中には、活性酸素が増えると活性酸素を除去するために抗酸化物質として働くものもあるので、髪の毛の材料が不足してしまいます。
プロポリスに20種類以上含まれているフラボノイドやバッカリン、アルテピリンC、P‐クマル酸などの桂皮酸誘導体(ケイひさんゆうどうたい)には、高い抗酸化作用があるので、活性酸素を除去して抜け毛を予防します。
血行を促進して頭皮に栄養を届ける
血行がよくなると、酸素や栄養素が身体の隅々にまで行きわたるので、頭皮にも栄養が十分に届いてハリやコシのある健康な髪の毛をつくり、抜け毛を予防します。プロポリスには、フラボノイドをはじめ、血流を改善する成分、血管を広げる成分、血管を強くする成分が多く含まれているので、血行を促進して抜け毛を予防します。
新陳代謝をよくして頭皮の健康を保つ
プロポリスには新陳代謝を促進する効果があるので、頭皮のターンオーバー(生まれ変わり)を促進し、古くなった角質や悪い状態の毛が抜け落ちて、頭皮を健康に保ちます。また、新陳代謝が活発になると血行もよくなります。
ストレスを緩和して血流をよくする
人は、ストレスを受けると自律神経が乱れる場合があります。自律神経は、身体のさまざまな器官を調整する神経で交感神経と副交感神経の2つがあります。
交感神経は身体が動いている時に働き、副交感神経は身体が休んでいる時に働き、この2つは交互にバランスよく働いています。
自律神経の働きが乱れると、交感神経が常に優位な状態が続いて緊張がとれなくなります。
そうなると、血管が収縮して血液の流れが悪くなり、栄養が不足して抜け毛の原因になります。
フラボノイドには、自律神経の働きをよくしてストレスを緩和する効果があります。
その他にも、プロポリスは、フィトンチッドやパントテン酸などのストレス緩和の効果がある成分を含んでいます。
エストロゲンの代わりに働く
女性ホルモンのエストロゲンは、加齢やホルモンバランスの乱れによって減少します。エストロゲンは、髪の毛の成長を促進したり、髪の毛の成長期を長くする働きがあるので、エストロゲンが減少すると抜け毛や薄毛になります。
プロポリスには、エストロゲンに似た働きをするイソフラボンが含まれているので、減ったエストロゲンの代わりに働いて抜け毛や薄毛を予防、改善する効果があります。
プロポリスの使用方法
プロポリスは、摂取すると身体の内側から抜け毛を予防する効果を発揮します。また、プロポリスが配合されたシャンプーで洗髪すると、頭皮に直接作用して頭皮の状態をよくし、抜け毛を予防します。
さらに、プロポリスの原液を水で薄めて頭皮をマッサージしても効果があります。
プロポリスは摂取すると即効性はありませんが、続けることによって効果を発揮します。
ですので、プロポリスを摂取しつつ、プロポリス配合のシャンプーや薄めた原液でのマッサージを併用するとより高い効果が期待できます。
プロポリスのシャンプーは、市販のものもありますが、ご使用のシャンプーにプロポリスの原液を数滴垂らしてつくることができます。
なお、プロポリスは刺激が強いので、はじめは量を少な目にして刺激や効果を確認しつつ量を調整してください。