プロポリスの抗菌・殺菌作用
プロポリスは樹液や花粉などの植物性物質と、ミツバチの分泌液が合わさったものです。
プロポリスはミツバチにとって食用ではなく、巣を守るための物質。
ウイルスや有害な物質から巣を守るために、ミツバチはプロポリスを巣に塗ります。
ミツバチならどんな種類でもプロポリスを作れるわけではありません。
ニホンミツバチは、プロポリスを作ることができないのです。
その理由は、日本が温暖な気候で命の危険を脅かす存在がいないからといわれています。
プロポリスの採集国として有名なブラジルは、バクテリアやウイルスが多く存在しており、巣が危険な状態に陥るリスクが高いので、抗菌・殺菌作用の強いプロポリスが必要になります。
ですから、ブラジルのプロポリスは、良質だといわれているのです。
プロポリスの抗菌・殺菌作用は、私たちの体にとっても必要です。
身近なところで言うと、風邪やインフルエンザ予防ではないでしょうか。
風邪やインフルエンザを予防するために、プロポリスを使ってうがいをすることでウイルスを体に侵入させることを防ぐことができます。
また、喉の炎症を鎮める効果もあります。
うがいをする際に口をゆすぐと、虫歯予防、口臭予防もできるのです。
プロポリスの抗菌作用は、古代エジプトから用いられています。
ミイラ作りの際に、防腐剤としてプロポリスが使われていたのです。
古代ギリシャでは、切り傷、皮膚疾患の際に、感染症防止のため医薬品として使われていました。
医学の分野で効果が注目されているプロポリス。
プロポリスの抗菌・殺菌作用を利用して、蓄膿症、リウマチ、胃炎、花粉症、歯周病などを改善させることができます。
プロポリスは香りや味が独特なので、サプリで摂る方法がオススメです。
プロポリスは原液タイプもあります。
原液タイプは嫌煙されがちですが、うがいの際に使うことができます。
プロポリスは毎日摂ることで健康効果を実感しやすくなるので、ご自分に合うタイプで摂り続けてみてくださいね!