「ステロイドは使いたくない!プロポリスは天然のステロイド効果がある!」
プロポリスには、ステロイドに似た作用があります。ここでは、「天然のステロイド」とよばれる、プロポリスのステロイドに似た作用について説明します。
ステロイド外用薬について
アトピー性皮膚炎の症状の緩和にはステロイド外用薬が使用されることが多いです。ステロイドは、免疫の働きを弱くし、炎症を抑える働きがあります。
しかし、ステロイドを長期間塗ると皮膚が薄くなる、毛細血管が浮き出る、ニキビやカンジダなどの感染症にかかりやすくなる、などをはじめとする副作用があります。
この副作用は、医師の指導に従ってきちんと使用すると、ほとんどでません。
プロポリスにはステロイドに似た作用がある!
プロポリスは、アトピー性皮膚炎などの慢性皮膚炎に対してステロイド外用薬と同じような次の効果があります。抗炎症作用
プロポリスに20種類以上含まれているフラボノイドには、高い抗炎症作用があります。ですので、アトピー性皮膚炎のかゆみを抑え、症状が悪化することを防ぎます。
免疫力を高めたり調整したりする作用
免疫細胞の60~70%は腸にあるので、腸内環境を整えると免疫細胞の働きがよくなって免疫力が高くなります。プロポリスに含まれているフラボノイドやアルテピリンC、バッカリン、P‐クマル酸などの桂皮酸誘導体(ケイひさんゆうどうたい)には、高い抗菌、殺菌作用があります。
プロポリスの殺菌作用はとても優れていて、ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌は殺さずに、悪玉菌だけを殺すので腸内の細菌のバランスがよくなり、腸内環境が整うのです。
フラボノイドや桂皮酸誘導体には、細胞を攻撃して機能を低下させてしまう活性酸素を除去する働きもあるので、細胞が活発に働き、免疫力が高くなります。
また、アトピー性皮膚炎は、免疫力が高すぎても低すぎても発症しますが、プロポリスには、免疫力を調整する働きもあります。
ステロイド外用薬にはない作用もある!
プロポリスには、さらに、ステロイド外用薬にはないアトピー性皮膚炎などの慢性皮膚疾患に対する効果があります。血行促進
血行が悪くなると、酸素が身体中に行き渡りにくくなって体温が低下してしまいます。体温が一度低下すると、免疫力は30%も低下してしまうといわれています。
プロポリスは、血管を拡張したり、血管を強くしたりして血液の流れをよくする働きがあるフラボノイドやアルギニンを含んでいるので、血行を促進します。
抗アレルギー作用
プロポリスには、アレルギーを起こしたり、かゆみを引き起こしたりするヒスタミンの放出を抑える働きがあることが実験の結果、判明しています。また、フラボノイドには抗アレルギー効果もあるのでアトピー性皮膚炎の発症を抑える効果があります。
その他の効果
肌の再生を助ける効果や肌のバリア機能(刺激や乾燥から肌を守る働き)を高める効果もあるので、アトピー性皮膚炎の発症を予防します。病気になりにくい身体に導く
ステロイドは症状を抑えますが、病気を根本から治す、かかりにくくするなどの作用はありません。プロポリスは、塗るとすでに炎症が起きている部分に直接作用し炎症を鎮め、炎症の悪化を防ぐ効果がありますが、摂取すると、上記のような働きでアトピー性皮膚炎になりにくい身体へ導きます。
プロポリスは、飲んでも塗っても効果がある
プロポリスを摂取した場合は、即効性はありません。塗った場合は即効性があるので、併用して症状を緩和しながらアトピー性皮膚炎になりにくい身体をめざすことができます。
塗る場合は、患部にプロポリスの入った軟膏を塗ります。
さらに、入浴時にプロポリス配合の石鹸で身体を洗うと効果が高まります。
プロポリスには副作用がない
プロポリスは、薬ではなく健康食品なのでステロイド外用薬のような副作用はなく、安心して使用できます。ステロイドと同様の効果がある上に、ステロイドにはない効果もあるので、ステロイドを使わずにアトピー性皮膚炎をはじめとする慢性皮膚炎を治したい人は、プロポリスを試してみることをお勧めします。