プロポリスの「採集地」は重要?
プロポリスはミツバチがその土地に生えている植物を利用して作るので、採集地によって成分が異なります。
意外なことに、すべてのミツバチがプロポリスを作るわけではありません。
ニホンミツバチはプロポリスを作ることができないのです。
それは、日本が温暖な気候で生存しやすい環境だからといわれています。
プロポリスの採集地は、ブラジル、ブルガリア、ドイツ、オーストラリア、中国などがあります。
一般的にブラジルで採れるプロポリスは高品質といわれているのですが、その理由はブラジルに自生している多種多様な植物や過酷な環境が理由です。
ブラジルには様々な種類の植物が自生しているので、良質なプロポリスをつくることができます。
そして、ブラジルはバクテリアや菌が多い過酷な環境なので、抗菌力の強いプロポリスができるのです。
ブラジル以外の国のプロポリスが、成分的に劣っているわけではありません。
例えば、ヨーロッパ産のプロポリスはブラジル産のプロポリスよりもポリフェノール含有量が豊富で、抗酸化作用が強いという研究結果があります。
プロポリスは様々な健康効果や美容効果があるので、プロポリスにどのような効果を期待するかによって、選択する採集地が異なるというわけです。
採集地に特にこだわりがない、とにかく質の良いプロポリスが欲しいという方は、ブラジル産のプロポリスを選ぶことをオススメします。
採集地と同じくらい重要なことは、商品のラベルや商品のサイトに採集地について詳しい記述あることや品質管理の基準が守られているかどうかです。
会社によってはブラジル産のプロポリスと謳っているけど、実際は採集地が異なっていたり、ブラジル産だけど粗悪な商品を販売しているところもあります。
プロポリスは毎日飲むものなので、採集地や安全性はきちんとチェックしましょう。
プロポリスの採集地や安全性についてどうやって調べれば良いかわからない場合には、口コミを参考にするという方法もあるので参考にしてみてくださいね。