「プロポリスの効果的な使い方」
プロポリスは健康食品なので、基本的には飲む時間や量などに決まりはありませんが、効果的な摂取方法や使用方法などはあります。ここでは、プロポリスの効果的な使い方を紹介します。
摂取する場合
効果的な飲み方とは?
プロポリスは、摂取する場合は即効性はありませんが、適切な量を毎日摂取し続けると身体の内側から効果が現れます。適切な量は、原液の場合は、体重10キロ当たりに1滴が目安です。
まずはその量から始めて、効果や刺激を確認しつつ量を増やして自分に合った摂取量を見つけましょう。
サプリメントの場合は、目安としては一日の合計摂取量は200~250ミリグラムですが、メーカーによって推奨摂取量が異なりますので、説明書きや商品紹介のホームページで確認してください。
原液を摂取する場合は、水やお湯に溶かして飲みますが、コップのふちにヤニがこびりつく場合があります。
このヤニにも効果がある成分が含まれているので、できればヤニもはがして飲みましょう。
少しコツが必要ですが、一番プロポリスの原液を無駄なく効果的に摂取する方法は、水を口に含んで、口の中に直接原液を垂らす方法です。
この方法だとヤニの成分も全て摂取できますし、いちいち水に薄めなくてもいいので手間もかかりません。
どうしても原液が苦手な人はサプリメントやドリンクで摂取できますが、原液は、個人差や体調によって量の調整がしやすいので、より高い効果を求めるのなら原液がお勧めです。
一日に数回に分けて摂取すると効果的
プロポリスは、刺激が強いので、必要量を一回に数回に分けて摂取します。また、食前や運動前、入浴前に摂取すると吸収率が高くなるので、より効果を得られます。
ですので、必要量を3~4回に分け、食前や入浴前に摂取する習慣をつけると効果的です。
ただし、胃が空だと気分が悪くなる場合もあるので、その場合は食後に摂取しましょう。
また、プロポリスは熱に弱く、40度以上の熱を加えると成分が壊れてしまうので、お湯を使用する場合は人肌以下の温度にします。
直接使用する場合
用途によって使用方法を選ぶ
プロポリスは、塗ったり、スプレーしたりすると直接作用するので即効性があります。ですので、気になる箇所に使用すると症状が早く改善できます。
軟膏やスプレーは、自分でつくることができますが、面倒な人や時間がない人は市販のプロポリスが配合された商品を使用すると手軽です。
〇喉の痛み・・・プロポリスの原液を薄めた液でうがいをするか、もしくはスプレー容器に入れて吹き付ける
〇口内炎や鼻炎・・・綿棒に原液を一滴垂らして水にくぐらせてから塗りつける。
口内炎はうがい、鼻炎は鼻スプレーを使用してもよい
〇歯周病対策・・・歯磨き粉に原液を数滴たらして歯を磨く。
または、マウスウォッシュのように、水で薄めた原液で口をすすぐ。
〇ニキビや吹き出物、傷口、火傷など・・・馬油(マーユ、バーユ:馬の皮下脂肪)やワセリン、シアーバターノキ(シアーバターの種子から採れる脂)に原液を垂らして混ぜた軟膏を塗る。
軟膏はプロポリスが配合された市販のものもある
直接塗る際の注意点
プロポリスを肌に直接使用すると、アレルギー性皮膚炎を起こす場合があります。ですので、使用する前に必ずパッチテストを行ってください。
パッチテストは、プロポリスの軟膏や薄めた液を、ひじの内側やふとももなどの肌の柔らかい部分に10円玉大で塗ってください。
その後、24時間後と48時間後に異常がないかを確認します。
もしも、腫れ、赤み、発疹、かゆみ、じんましんなどの異常がある場合は使用しないでください。
最も効果的なのは原液
プロポリスの原液はそれひとつで、摂取する、軟膏をつくる、スプレーをつくる、うがい液になる、歯を磨く、石鹸をつくるなど何役もこなすので、大変便利です。プロポリスを最も効果的に使いこなすのなら、原液を購入することをお勧めします。