「プロポリスで歯周病予防対策をしよう!」
プロポリスには歯周病を予防する効果があります。ここでは、プロポリスの歯周病に対する効果について説明します。
歯周病とは?
口の中にいる細菌が繁殖すると、ねばねばとした物質を作ります。このねばねばした物質が歯垢(しこう、プラークともいいます)で、歯垢に含まれている細菌に歯周病菌がいます。
この菌に感染すると、歯茎が赤く腫れる歯肉炎になり、歯肉炎が進行すると歯を支える骨が破壊される歯周炎になります。
歯肉炎と歯周炎の総称を歯周病といいます。
歯周病を予防、改善するには?
歯周病の予防、改善には次のことが効果があります。・口の中の細菌の繁殖を防ぐ
・小まめにブラッシングして歯垢を取り除く
・免疫力を高める
歯周病の予防は何よりも丁寧な歯磨きが1番です。
日々の歯磨きに加えてプロポリスを利用することで、より歯周病を予防、改善する効果があります。
プロポリスの歯周病に対する効果
抗菌、殺菌作用
プロポリスは、抗菌、殺菌作用があるので、口の中の細菌の繁殖を防ぎます。プロポリスの主成分のバッカリン、アルテピリンC、P‐クマル酸などの桂皮酸誘導体(ケイひさんゆうどうたい)には、抗菌効果や殺菌作用があります。
抗酸化作用
活性酸素は細菌を殺す働きがありますが、活性酸素が過剰になると、口の中の細胞や組織を攻撃し、歯周病になって弱っている歯茎の炎症を悪化させてしまいます。プロポリスの主成分の桂皮酸誘導体(バッカリン、アルテピリンC、P‐クマル酸)やフラボノイドには抗酸化作用があるので、口の中の活性酸素を除去して歯周病にかかりにくくしたり、歯周病の進行を遅くしたりする働きがあります。
血行改善
歯茎の血行が悪くなると、歯周病を起こす細菌への抵抗力が弱くなり、歯周病にかかりやすくなったり、歯周病の進行が早くなったりします。プロポリスに含まれているフラボノイドには、血管を拡張して血行を良くする働きがあります。
免疫力向上
歯周病は、細菌に感染して起こるので、免疫力が高いと歯周病になりにくくなります。プロポリスに含まれている桂皮酸誘導体には、殺菌、抗菌作用の他にも免疫力を回復させる作用があります。
また、糖尿病になると免疫力が低下するので、歯周病にかかりやすくなります。
プロポリスは、免疫力を向上させ、糖尿病になりやすい状態のインスリン抵抗性(血糖値を下げる働きがあるインスリンに抵抗する状態)を抑える働きがあるので、糖尿病による歯周病を予防する効果があります。
プロポリスで歯周病を予防する方法
プロポリスで歯周病を予防するには次のような方法があります。プロポリスを摂取する
プロポリスの原液を100ccの水に薄めて摂取します。(メーカーによって異なりますので、説明書をよく読んでください) プロポリスを摂取すると免疫力が向上し、歯周病にかかりにくくなります。
また、プロポリスは、空腹時や運動前、入浴前に摂取すると吸収率が高くなります。
ただし、気分が悪くなった場合は、食後に量を減らして摂取し、様子を見ながら調整してください。
プロポリスでうがいをする
プロポリスの原液を数滴、約100ccの水やぬるま湯に溶かして、うがいします。プロポリスは脂溶性(水に溶けにくく、脂に溶けやすい性質)なので、よく混ぜたらすぐにうがいします。
また、プロポリスは、40度以上の熱を加えると成分が破壊されてしまうので、ぬるま湯を使用する場合は、温度が高くなりすぎないように注意しましょう。
口の中の細菌は、寝ている間に増殖しやすいので、寝る前にうがいすると効果が高いです。
うがいが苦手な人は、スプレータイプのプロポリスを直接口に吹きかけるといいでしょう。
プロポリスが配合された歯磨き粉を使う
市販の歯磨き粉には、プロポリスを配合したものがあるので、歯磨きの際にはそれを使用するといいでしょう。プロポリスの摂取やうがいと併用するとより効果が得られます。