「飲みやすいプロポリスとは?」
プロポリスは独特の酸味や刺激があり、飲みにくさが感じられるのがデメリットですが、製品によっては摂取しやすいタイプもあります。ここでは、飲みやすいプロポリスを紹介します。
原液タイプは抽出方法に注目
プロポリスは、原液タイプが一番効果が得やすいのですが、刺激や酸味、苦味が一番強いのも原液タイプです。プロポリスは、植物が新芽やつぼみを守るために作った樹脂をセイヨウミツバチが採取し、巣に持ち帰って腹から出る蝋(ロウ)分や、唾液、花粉などと混ぜ合わせてつくった物質です。
巣を細菌やウイルスから守ったり、巣の補強材として使用されます。
プロポリスは、採取された時は源塊とよばれる茶色い(産地によっては緑や赤もあります)塊りで、そのままでは摂取できないので、さまざまな方法で成分を抽出して使用しています。
原液タイプは、アルコール抽出法で抽出されたものが多く、アルコール抽出法はアルコールの刺激も加わってにおいや刺激が強いのです。
しかし、抽出方法や加工方法によってはこのにおいや刺激が薄く、飲みやすい原液もあります。
飲みやすい原液の抽出方法
水抽出法
水抽出法で抽出された原液は、刺激やにおいがあまりありません。ただし、プロポリスの大きな有効成分のひとつのフラボノイドがほとんど抽出されない、というデメリットがあります。
ミセル化抽出方法
アルコールで抽出した後に水にさらに溶かして抽出する方法で、アルコール抽出法よりは刺激やにおいがありません。メーカーによってはさらに飲みやすいノンアルコールタイプもあります。
超臨界方法
プロポリスの源塊を溶かして層に入れ、二酸化炭素を送って、温度と圧力を臨界点を超えた液体でも気体でもない状態にして抽出する方法です。においや刺激がほとんどありません。
ワックスフリータイプ
プロポリスの原液の飲みにくさのひとつに、ヤニが口に残ることがあります。ヤニが口に残った感じが苦手な人は、ヤニを取り除いたワックスフリーのプロポリスの原液を利用すると飲みやすいです。
錠剤、カプセル、ソフトカプセルなら飲みやすい
それでもやっぱり原液が苦手、という人には錠剤やカプセル、ソフトカプセルに加工されたサプリメントタイプのプロポリスをお勧めします。錠剤は、原液に比べるとにおいや刺激はほとんどありませんが、若干感じる人もいるかもしれません。
カプセルやソフトカプセルはにおいや刺激はありません。
また、錠剤やカプセルで飲むことはできるけど、飲んだ後に胃からこみあげてくるにおいが苦手!という人は、腸で溶けるタイプのカプセル(もしくはソフトカプセル)を使用しているメーカーの製品を購入するとさらに飲みやすくなります。
飲みやすさならドリンクタイプがおすすめ
原液は苦手だし、粒状のものを飲み込むのも苦手、という人は液状のドリンクタイプのプロポリスをお勧めします。飲みやすいように、はちみつや果糖ぶどう糖液、果物の果汁などが加えられています。
(加えられているものはメーカーによって異なります。)
一日1本、決まった時間や疲れた時に飲むだけ、という手軽さもあります。
噛んで食べるチュアブルタイプ
口の中で噛み砕いて食べることができるチュブアルタイプは、錠剤を飲み込むのが苦手な人や子供でも楽に摂取できます。パイナップルやいちごの果汁が配合されており、噛んでもおいしく摂取できます。
使いやすいプロポリス入りはちみつ
プロポリスが配合されたはちみつは、はちみつの甘みで摂取しやすい製品です。パンなどに塗ってもよいので、毎日朝食に食べる、など食事として摂取できます。
ただし、一度に摂取できる量が少ないのでその分効果が低くなります。
手軽なキャンディータイプ
キャンディータイプは、はちみつや水あめが配合されているので舐めやすいです。また、持ち運びやすくどこででも手軽に摂取できます。
一粒あたりの含有量が少な目で安価なので、はじめて摂取する人や、味や刺激を確認したい人にもお勧めです。